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深海魚 暗黒街のモンスターたち
「ブックマン社」(2009/04) 尼岡 邦夫(著)
26×18.6cm 223P
¥3,800(税込)

深海魚図鑑の決定版ともいうべき一冊で、この世のものとは思われないような奇妙な姿の深海魚たちが、生鮮標本写真で次々と登場。
サブタイトルの「・・・モンスターたち」の表現が決して大げさとは思われないほどで、「これでも魚?」と思わずには
いられないような、奇妙奇天烈な姿の深海魚たちが続々と登場します。
大きな歯を持った恐ろしい形相の魚や、裂けそうなほど大きな口を開けることのできる魚、メスの体に寄生して一体化し、
ほとんど原形を止めないほどに体が退化してしまう魚など、驚くべき姿や生態の深海魚たちが数多く紹介されています。
本書は一般的な科目による分類ではなく、姿形の特徴的な部分(パーツ)を基準にしたユニークな方法で分類した図鑑で、
この種の図鑑としては最も多い約260種もの深海魚を、300枚以上の写真と詳細な解説で紹介しています。
そのほとんどは生鮮標本の写真ですが、写真では細部が判りにくいものについては一部イラストも掲載するなど、親切な
配慮がされています。
生態写真ではないので生きている状態とは異なる色をしている標本もありますが、逆に標本写真であるために形が最もよく
判るようなアングル、ライティングで撮影されており、その異様な姿がしっかりと捉えられています。
また、それぞれの種毎に、正式な論文に基づいた詳細な解説もあり、深海というわれわれの想像を絶する過酷な環境で
生き抜くための驚くべき生態などが、判りやすく書かれています。
魚に対して私たちが抱いている一般的な概念を根底から覆すかのような本書は、この手の生き物に興味のない方でも釘付けに
なるほど衝撃的で、深海ものに興味のある方にとっては、まさに待望の図鑑です。

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