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フィッシュウオッチングガイド part1 東日本 (1)
「マリン企画」(2007/05) 片野 猛、佐藤 長明、その他11名(著)
21×15cm 240P
¥3,000(税込)

伊豆や小笠原、佐渡島のダイビングサービスの現地ガイドが撮影した写真と解説を掲載する魚の図鑑。
撮影ポイントとなった海は、宮城県の志津川、新潟県の佐渡島、東伊豆の川名・伊豆海洋公園、西伊豆の安良里・井田、
伊豆諸島、静岡県の三保、小笠原諸島の9ヶ所で、609種の魚を831枚の生態写真で紹介しています。
各種ごとに標準和名、学名、生息域、特徴などが簡単に掲載されており、幼魚と成魚、雌雄により体型、体色の異なる
ものもできるだけ多く掲載されています。11名のガイドによる写真ですが、全体的に写真のレベルは揃っており
違和感はありません。
ただ、撮影地が限定されているため、掲載されている種も偏りがあります。例えば、チョウチョウウオなどは20種程度
しか掲載されていませんし、日本で6種類見られるクマノミもただの「クマノミ」しか掲載されていません。
種の数はまあまあ掲載されているのに、不思議です。従って、誰にでも安心してお勧めできる図鑑ではありません。
また、現地ガイドによる解説を売り物にしていますが、解説自体が非常に簡単なため、現地ガイドならではというような
特色も打ち出せていません。3,000円という値段を考えると、それに見合うだけの価値があるとは思えません。
また、最後に撮影ポイントとなった9ヶ所の海の案内がありますが、そこに執筆者自身の経営するダイビングサービス
が掲載されているのも、なんだかシラけます。
因みに、part3まで出版の予定のようなので、3冊揃えれば国内で見られるほとんどの種が掲載されるかもしれませんが、
1万円近い出費を覚悟する必要がありそうです。

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