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海の魚

海の魚
「小学館・フィールドガイド」(1994/06) 田口 哲(著)
18.5×12cm 387P
\2,447(税込)

掲載された魚の数、写真のレベル、解説内容ともに、バランスのとれた海水魚図鑑。これ1冊でたいてい間に合います。

「日本の魚〈海水編〉」と同じ著者で、本の体裁や構成もよく似ていますが、 掲載種840種、掲載写真約1,100枚とその内容は大幅にアップしています。

日本近海の亜寒帯から温帯域、サンゴ礁域までの海で見られる魚のほかに、インド洋、紅海、カリブ海の海で 見られる魚も収録しています。

「日本の魚〈海水編〉」と同様、フィールドで使いやすいサイズで、表紙もビニールなので野外観察にも最適で、 巻末には「私のフィールド記録」もあり、図鑑に掲載されている魚を実際に見た日付とポイント名が記録できる ようになっています。

解説は、種の特徴、生息域、体長などの最小必要限の情報を簡素に記述する程度ですが、本書ですばらしいのは、 何といっても掲載されている写真です。全て海中での生態写真で、鮮やかな色彩、鮮明な画像で、質が非常に高く、 パラパラとめくって見ているだけでも思わず惹きつけられます。

コンパクトなサイズ、掲載種の数、写真の質とも満足できるのですが、残念ながら幼魚の写真がほとんどありません。 特に成魚と幼魚で大きく異なる姿のものだけでも掲載してほしいところで、それがあれば星5つの評価です。



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