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事故に遭いたくない人のためのダイビング生き残りハンドブック

「太田出版」(1999/05) 中田 誠(著)
18×11cm 293P
マーケットプレイスでの購入となります。

筆者自身が体験した事故を通じて、ダイビング事故の事例の原因や教訓を解説した、ダイビング業界への警鐘を鳴らす一冊。
初心者ダイバーであった筆者自身がハワイで体験したダイビング事故を通じて感じたダイビング業界の閉鎖性や、今までに発生した
ダイビング事故の分析からインストラクターの質の問題など、ダイビングという楽しく魅力的なスポーツに潜む暗部にスポットを
当てた本。
水中という限られた視野のなかで起きる事故であり、また特に事故者が亡くなった場合などは事故の実態や原因などがはっきりしない
ケースも多く、ショップやインストラクターの責任逃れとも言えるケースも発生している現実のなかで、ダイバーはいかに自分の
身を守るかを教えてくれます。
ただ、本書は全体の構成がまとまりに欠け、かなりのページが割かれている事故の事例も系統立っておらず、ただ羅列されている
感は否めません。また、アンケートで得られた「ちょっとひやっとした体験談」も、掲載されているだけで深い分析がされていない
といった感じです。
また、第2部の「さらなるステップアップのために」と題された30頁ほどは上下2段に分かれた上極端に字が小さく、はっきり言って
読みずらいです。この部分はグラフや図が多用されているのでレイアウト上このようになったのかも知れませんが、まるで保険
の約款のように小さな字が並んでいて、読む気が萎えてしまいます。
全体としては、素人が作った本といった印象で、言いたいことは分かるのですが、訴求力に欠けます。

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