|
海へ行きたい。―WHAT A WONDERFUL WORLD
「マリン企画」 (1997/07) 高砂 淳二(著)
25.2×18.4cm 148P
¥2,300(税込)

海の生き物たちと、海を拠りどころにして生きる人々の姿を、ほのぼのとしたカメラワークで描き出す、高砂淳二氏の写真集。
前半は、バラクーダやジンベエザメ、イルカなどの姿を捉えた水中写真や、アシカやアザラシ、マナティなどがダイバーと
戯れるほのぼのとした写真で構成され、後半は、海辺での時間を思い思いに楽しむ人たちや、南の島のローカルの人たちの
純朴な姿を捉えた写真がメインとなっています。
高砂氏の写真集としては珍しく人物が登場する作品が多く、海の中の美しさや海の動物たちの愛らしさだけでなく、
海と関わる人々の様々な姿が映し出された、人間味あふれる写真集となっています。
特に、ダイバーに語りかけるように寄り添うハタや、水中でスノーケラーと見つめ合うアシカ、人間に体を撫でてもらって
気持ちよさそうな姿のマナティなど、人間と海の生き物がさりげなく触れ合う自然な姿がとても心地よく、心を癒してくれます。
また、ローカルの人々の人なつっこそうな笑顔や、子供達の屈託のない最高の笑顔が印象的で、見ているこちらも思わず
微笑んでしまいます。
所々に挿入されたエッセイは、海に対する筆者の思いなどが、くすっと笑えるようなちょっと気の利いた文章で語られていて、
写真集に彩りを添えています。

|