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ガラパゴス
「新日本出版社」 (2009/10) 中村 征夫(著)
19.0×19.5cm 123P
¥2,415(税込)

世界自然遺産第1号に登録された、絶海の孤島ガラパゴスに生きる動物や植物たちの、生命力にあふれた逞しい姿を捉えた写真集。
水中写真家・中村 征夫氏が水中だけでなく、イグアナやゾウガメ、グンカンドリやアオアシカツオドリ、ガラパゴスアシカ
など、ガラパゴスならではの多くの陸上動物や、独特の自然景観を捉えた写真集で、ガラパゴスの豊かでユニークな生態系を
感じ取ることができます。
派手な婚姻色をまとったウミイグアナの雄同士が縄張り争いでにらみ合う姿や、霧が立ち込める草原で繰り広げられる
ゾウガメの荘厳な交尾の姿、こちらに突進してくるような迫力ある魚の大群、2匹寄り添って気持ち良さそうにまどろむ
アシカのかわいらしい寝顔など、印象に残るような写真が多数掲載されています。
水中、陸上ともに、独特な進化を遂げた生き物であふれるガラパゴス。日本から遠く離れた、地球の裏側の神秘に満ちた
絶海の孤島の姿を垣間見ることのできる、なかなか見応えのある内容となっています。
なお、1978年に世界自然遺産の第1号に登録されて以来、観光ブームが起き、大勢の人が押し寄せるようになって、今や
「危機遺産リスト」に登録されるほど、ガラパゴスの自然破壊は進んでいます。
本書の巻末で中村氏との対談に登場しているフォトジャーナリストの藤原 幸一氏の「ガラパゴスがこわれる」(ポプラ社)
は、そういった負の面にスポットを当てた写真集で、われわれ人間の側に重大な問いかけをしてくるような示唆に富んだ写真集で、
おすすめです。併せてぜひどうぞ。

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