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小笠原【遙か南の蒼海】
「新風舎」 (2006/04) 小林 修一(著)
21×25cm
マーケットプレイスでの購入となります。

自然あふれる小笠原の美しさに魅せられて94年に移住した著者の、小笠原に寄せる想いが伝わる写真集。
小笠原の美しい夜明けの景色から始まる本書は、海の生き物をメインにしつつ、小笠原の風景や陸上の生き物も
紹介しているので、小笠原の自然と触れ合ったような気分になります。
夜明けの景色に続き、小笠原固有の動植物などが紹介され、続いてザトウクジラやマッコウクジラ、イルカ、回遊魚、
カラフルな熱帯魚などの海の生物が紹介され、最後は夕暮れの風景から闇夜のオガサワラオオコウモリ(固有種)と、
小笠原の1日を凝縮したような構成になっています。
海の写真では、ザトウクジラの豪快なジャンプ(ブリーチング)とイルカの華麗なジャンプ、貫禄を見せるイソマグロの回遊や、
海の宝石ウミウシの美しい写真など、小笠原の海の多様性を捉えています。
また、夕暮れの小笠原の風景写真はとても美しく、南の島の澄んだ空気感がよく表現されています。
ただ、個々の写真はきれいなんですが、小笠原の自然の美しさ全てを表現しようと色々な要素を詰め込んだため、
かえってポイントが絞りきれていない感は否めず、見終わった後に心に残るものが薄い感じがします。海か陸のどちらかに
ポイントを絞ったほうが良かったのでは、と思います。

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