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South-ing JEEP ISLAND
「晋遊舎」(2006/11) 吉田 宏司 (著) 宮地 岩根 (写真)
21×15cm 244P
¥2,625(税込)

周囲わずか110m、ほんとに小さな南の島、ジープ島の開島者自身による自然賛歌のエッセイと、美しい島の自然を捉えた写真のコラボ。
島というより浅瀬にできた砂洲と言ったほうがぴったりの印象の、小さな南の島。
もともと個人所有のこの島の自然の美しさに惚れ込んだ一人の日本人が、1997年島のオーナーに掛け合って小さな小屋を建て、
一般の人が立ち入れるよう開島したジープ島。
開島者でありジープ島の案内役でもある筆者が、トラック環礁にポツンと浮かんだ、当時無人島であったジープ島に巡り合い、
住み着くようになってからの実にシンプルな生き様や、自然の生き物との心温まるふれあいの様子、環礁内の島々に住む
現地の人々の実に大らかで思いやりある人柄、などが生き生きとした文章で写真の間に挿入されています。
また、多くのページに亘って、ジープ島のうっとりするような美しい海中景観や、島内の素朴な風景、人なつっこい笑顔を
たたえた現地の人々の写真などが掲載されていて、心癒される思いです。
ページをめくっていると、南の島への逃避行の夢がふつふつと湧き上がってきます。きっと夢のような日々が待っている
であろう、ジープ島の風景に魅せられてしまいます。
ただ、本書は一般の写真集のようなツルツルの光沢紙ではなく、少しザラついた艶のない紙質のせいか、写真に鮮やかさが
欠けているのがちょっと残念です。
なお、水中写真家・中村 征夫氏の美しい写真集「ジープ島」も、お薦めです。

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