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Descention ディセンション~自らを下げる~
「ぶんがく社」(2007/10)
中里 尚雄(著)
19×13cm 190P
¥1,890(税込)

海に対し深い想いを抱くプロのウインドサーファーである筆者が、自然の大切さ、人間が謙虚に生きることの大切さを
訴えかけたエッセー。
2003年の交通事故で骨盤骨折という大怪我を負い、リハビリ地獄に耐え、ウインドサーフィン界に奇跡の復活を
遂げた筆者が、怪我から学んだもの・・・それは、家族、友人など自分を支えてくれた周りの人々への感謝の気持ち。
そして、再び波に乗ることを許してくれた海、自然への感謝の気持ち。さらに究極的には、人間を含めたこの世の
あらゆる動物・植物・自然を育む地球への感謝と畏怖の念。
そんな筆者が本書を通じて訴えかけるもの。それは、謙虚に、素直に生きることの大切さです。謙虚になれば、そこから
多くのものが見えてきます。そして、自分の周りの人々や環境、自然に対し、素直に感謝する気持ちが生まれます。
サーフィンのメッカ、ハワイのみならず、世界的にも有名なプロのサーファーであり、ウインドサーファーである筆者の
著書ということで、サーフィンなどに関する内容かと思いきや、全然違って、人間はいかに生きるべきか、何が本当に
大切かといった、人生哲学にも通じるエッセー集です。もちろん、根底には海に対する限りない愛情と畏敬の念があります。
海を舞台に生き、交通事故による大怪我といった大きな試練を乗り越えた筆者の語る言葉には、体験にもとづく
重みがあります。
本書を読み進むと、謙虚、思いやり、希望、信念、勇気、といった言葉が頭に浮かんできます。なんだか本書によって
励まされているような、元気をもらったような気がする、そんなエッセー集です。
一度読んだだけではなかなか理解できない部分もありますが、二度、三度と読むと、筆者の想いがスッと心に入ってくる
ようになり、素直に共感できる自分に気づくことでしょう。ぜひ、何度も読み返してくささい。それだけの価値がある
一冊です。

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